機械安全の法律・規格と設計手法

安全な製品を設計・製造するために必要な法律・規格の情報を紹介しています。

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フォークリフトの安全作業と構造上の管理|安全管理者が知っておくべきこと

フォークリフトによる労働災害防止のためのポイントを抜粋しました



 

車両系荷役運搬機械共通

  • 作業指揮者の選任:修理、アタッチメントの着脱
  • 作業計画(作業場所・機械・荷の状態、運行経路、作業方法)
  • 制限速度を決める。だだし、最高速度が毎時10キロメートル以下のものは除く。

 

運転時

  • 乗り降りは左側から(レバーの接触を防ぐ)
  • 地切り:フォークを5から10cm上げる
  • 走行時:フォークを15から20cm上げる

 

運転位置から離れる場合の必須措置

  • 荷役装置を最低降下位置
  • エンジン(原動機)を停止
  • ブレーキをかける

 

運転資格

  • 1トン以上技能講習
  • 1トン未満特別講習

 

前照灯と後照灯

  • 前照灯と後照灯が必要。ただし、明るい環境では不要

 

ヘッドガード

  • 最大荷重の2倍の値の当分布荷重に耐えるもの。(4トン超過のものは 4トン
    ただし、危険が無いときは不要
  • 上部枠の各開口部の幅または長さは 16cm未満
  • 立って操作の場合は 1.8m以上

 

バックレスト

  • バックレストが必要。ただし、危険が無いときは不要

 

点検

  • 年次:特定自主点検(検査標章)
  • 月次:自主点検

 

 

参考資料

https://jsite.mhlw.go.jp/aichi-roudoukyoku/content/contents/000768538.pdf

 

 

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